【黒子のバスケ】赤司征十郎の過去が壮絶!多重人格の特徴や能力まとめ
更新日:2019年08月06日
黒子のバスケに登場するキャラクター「赤司征十郎」は、キセキの世代と呼ばれる人たちの中でも筆頭格として知られています。
プロも唸るような実力を、すでに中学時代から身に着けており今後どれだけ成長するのか、本人すら分かっていないほどです。
そんな赤司征十郎ですが、とんでもない裏話があるのをご存知ですか?
ここでは、赤司征十郎が経験した過去や性格、能力や今後の予想などについて紹介していきます。
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1.赤司征十郎が経験した壮絶な過去とは?
黒子のバスケに出てくる赤司征十郎は、キセキの時代の一人に数えられその中では誰よりも上手で目立つ存在でした。
そんな彼ですが、中学から高校に至るまでの期間に言葉遣いや性格などが、大きく変化している点に多くの読者は気付いたのです。
しかし、何故ここまでの変化があったのかについて深くは語られず謎のままでしたが、回想編が公開されてようやく判明。
すると、そこには想像を絶する過酷な過去を、赤司征十郎が経験していたことが分かってきたので、以下からネタバレしていきます。
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赤司征十郎は、日本を代表する名家の出身で、厳格な父親から教育を受ける中育ち、優しい母親とバスケだけが心の支えでした。
ところが母親の死をキッカケにして父親の教育がエスカレートしていき、赤司征十郎はそれでも応えられてしまう才能により追い詰められます。
そんな生活を送っていくと、学校と家での自分が違うことを認めるようになりますが、それでも帝光中でバスケを仲間と楽しんでいたのです。
ですが、仲間がバスケの才能を開花していくうちに、自分が取り残される気がしてきます。
大好きだったバスケに楽しさを感じられなくなった赤司征十郎は、父親から勝利への執着を教えられたことも重なり、柴原との対決時に新しい別の人格が誕生。
それ以降は、新しい人格が赤司征十郎という人間の主なる人格として振る舞い続けることになりました。
心の支えだった母親とバスケの両方が失われることで、心のダメージをそらす目的で別人格が誕生してしまったんですね。
驚くほどの壮絶な過去を、赤司征十郎は経験しています。
2.赤司征十郎の「2つの人格」が持つ意外な特徴
過去の経験から別人格を誕生させてしまった赤司征十郎ですが、2つの人格にはそれぞれどのような特徴があるのでしょうか?
まず、主人格のほうは前述の通り、柴原との対決により影を潜めてしまいました。
主人格の一人称は「オレ」で、他人の事は名字のほうで呼ぶのが一般的で、勝利意識が高いものの温厚な性格。
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バスケではチームのコンディションが上がるほど完璧なパスをするのが特徴で、チーム全員のポテンシャルをゾーン付近にまで引き出せます。
最大の特徴は、「目がオッドアイではなくどちらも赤」という所でしょう。
WC決勝戦では、別人格が精神的な動揺をきたしポテンシャルを発揮できなくなった関係で、この主人格が表にでました。
つまり序盤から終盤まで、主人格なのに復帰することは無かったのです。
続いて、「別人格」は、一人称を「僕」と呼び他人を名前で呼び捨てにします。
徹底して勝利主義を掲げており、「僕が全てに勝てるからが全て正しい」という極端な思想を持つようになりました。
誠凛との決勝戦では、自らがゾーンに入り圧倒的なプレーを見せつける活躍を見せたのです。
このように、主人格と別人格では喋り方や試合の運び方、さらには思想などが大きく異なるという特徴があります。
3.赤司征十郎に見られる個性的な性格
黒子のバスケの赤司征十郎ですが、どのような性格を見せているのでしょうか?
- 冷静沈着
- 冷酷
- 残忍
- 温和
- 仲間想い
- 自制心に欠ける
赤司征十郎の物語における言動を確認すると、上記に挙げるような性格をしていると分かります。
人格が2つあるので、性格にも正反対な部分が見られるというのが彼の特徴かもしれません。
主人格は温和ですが、別人格は冷酷で残忍な性格など極端であり、本人の心を保護する為の自己防衛ですから仕方ないですね。
仲間を道具のように思い切り捨てることもしていますが、心の底では本当はそんな事をしたい訳ではなく仲間想いです。
自制心に欠けるところも見られ、思い通りにいかないとすぐに心が穏やかではなくなり、動揺することも。
少し危なげでモロい部分が、若い女性を中心に支持されている所とも言われています。
4.物語を通して明らかになった「赤司征十郎」の恐ろしい能力
黒子のバスケに出てくる赤司征十郎ですが、特殊な能力を持っておりそれによりゲームを有利に進められます。
キセキの世代に入れた理由にも挙げられる能力とは、「天帝の眼(エンペラーアイ)」です。
心拍・汗・筋肉・呼吸など些細な動きを全て見切ることができ、相手が次にどんな行動を取るのかを正確に先読みが可能。
これは攻守ともに威力を発揮し、たとえばディフェンスではどんな技や動きにおいても、初期動作の段階でボールを奪います。
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オフェンスにおいては、相手の重心の位置を正確に見抜き、アンクルブレイクを意図的に引き出すことができ、相手は立っていられません。
自身の状態が安定している状態で攻撃ができるので、確実にポイントを獲得できるので非常に便利です。
動きを先読みできるのは、バスケ選手にとって最強に近いものであり、瞬時の判断が必要なスポーツにおいては無類の強さを誇ります。
動きに関してありえない能力を有している赤司征十郎ですが、実は並外れた広い視野をも持ち合わせています。
さらに、コート全体の流れを客観的に分析する能力に優れていて、綿密なゲームメイクもできるなど主将らしい特質もあるなどほぼ最強の選手。
キセキの世代における代表格と言われる理由も、こうした能力を見るならば納得できますね。
5.赤司征十郎に起こる今後の予想がヤバかった…
さて黒子のバスケの赤司征十郎ですが、今後は「別人格が消えて主人格で生きていく」との予想がファンの間でされています。
物語は終了しましたが、その続編で人格を統合してエンペラーアイを進化させる描写すらありました。
しかし統合という言葉を使っているということは、まだ2つの人格が別々に存在しており、ある意味で赤司征十郎を苦しめています。
この状況がずっと続いてしまうと、日常生活で大変な苦労を背負うので、彼は成長していくにつれて別人格は不必要と判断するでしょう。
その時は自分の心の中で、別人格と「さよなら」をし、新しい人生を出発すると予想されています。
6.赤司征十郎の「人気が高い」理由がスゴかった…
赤司征十郎は読者、特に若い女性を中心に絶大な人気を誇り二次創作でもよく題材にされます。
ここまで人気の理由として考えられているのが、「童顔でありながら恐ろしいほど強く、性格がカワイイ」というもの。
赤司征十郎は幼い顔立ちをしていますが、人格が変わると性格や顔つきに変化が見られるのでそのアンバランスさが絶妙に萌えるとのこと。
コスプレや二次創作にて頻繁に題材にされるので、連載が終わっても人気は衰えません。
7.赤司征十郎が放った「感動する」名言特集
赤司征十郎は、物語中に名言を多く残しているので、以下から厳選したものを紹介していきますね。
- 黙れ 下衆が
- 眠れ歴戦の王よ
- 僕に逆らうやつは親だろうが殺す
- 僕が手を 緩めるとしたら それはキミ達が完全に絶命した時だけだ
- 頭が高いぞ
- 謝るな 今は自分を責める時ではない 次のリバウンドが正念場だ
- 絶対負けてはならない それが 帝王の宿命だ
- 長所はあってもキミ自身は弱い 生かすのは自分のためではなくチームのためだ
- やぁ…待っていたよ ようこそ 帝光バスケ部一軍へ そして肝に銘じろ 今この瞬間からお前の使命はただ一つ 勝つことだ
- バラバラの個性がかみ合ってこそのチームだ 共有すべきなのはただ一つだ そしてそれは全員できているはずだ 勝つぞ!!
口が汚いのは仕方ないとしても、本当に自信に満ち溢れているんだなと名言を通して理解できるでしょう。
まとめ
ここでは、赤司征十郎が経験した過去や性格、能力や今後の予想などについて紹介していきました。
赤司征十郎は過去に厳格な父の教育で精神が疲弊し、心の支えだった母親とバスケを亡くしたことで別人格が誕生。
エンペラーアイを駆使して圧倒的な力を手に入れることができましたが、人格が邪魔をしていたのは事実で続編では統合に成功。
連載が終了しても根強い人気があるので、続編を期待せずにはいられませんね!
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